メッセージ
11月の訓話 「今秋の出来事」
今日は、みなさんがあまり知らない文化部やボランティア活動の頑張りについて紹介しようと思います。
現在、あわぎんホールを主会場として第43回徳島県高等学校総合文化祭が行われています。
11月3日に音楽部の演奏を聞きに行き、11月9日に写真、美術、書道の展示を見に行きました。
来週23日には本校演劇部の出演に合わせ演劇を見に行こうと思っています。
音楽部の公演では「新宝島」を演奏した時にノリが良い曲だからか、
どこからともなく手拍子が起きたことが嬉しかったです。
なぜなら、私が見てた約10校の演奏や合唱の中では、
板野高校だけ自然に手拍子が起き、だんだんと大きいものになっていったからです。
また展示は、生徒の作品だけでなく先生方の作品も展示され、
それぞれの作品から芸術家のパワーを感じることができ、ゆっくり見てたら1時間では回りきれないものでした。
この秋、板野高校生はボランティアでも頑張ってます。
10月12日金泉寺でのお接待と周辺の清掃活動を、初めて板野中学校の生徒と一緒に実施しました。
10月20日には徳島工業短期大学校の学園祭に音楽部と書道部が参加し、
パフォーマンスを見せ学園祭を盛り上げました。
10月26日は道の駅「いたの」でスタンプラリーやエシカルをテーマとした演劇、
エシカルかるたなどエシカルイベントを行いました。
今後も、通学路清掃や無人駅となった板野駅の清掃活動。
来る、11月17日に行われる「あさんウォーキングフェスタ」などのボランティア活動を行う予定だそうです。
地域のために地元の人と高校生が協働して作業を行うことは近隣住民の方から喜ばれ、認められ、
生徒側としては自己有用感が得られる素晴らしい取組となります。
また、10月に嬉しいことがありました。
10月4日に徳島文理大学から3人の先生が本校にお越しになった際の第一声が
「玄関前で男子生徒数名から大きな声で挨拶をされました。板野高校は良いですね。」とニコニコして言われました。また、10月11日に徳島県教育委員会から4人の先生が訪問してきた時には、
「女子生徒から元気な声で挨拶をしてもらいました。学校現場が懐かしくなりました。」
という感想をいただきました。
挨拶をした生徒は『お客さんだから挨拶をしよう』と条件反射的にしたのかもしれませんが、
挨拶された方は嬉しかったり、良い生徒に会えたと思い出深いものになったりします。
これらのお客さんに、板野高校が良い印象で受け止められたことが何より嬉しく感じられました。
板野高校のHPの左側にあるサイトバナー「学校紹介」の中に
「学校長からのメッセージ」というところがあります。
そこには始業式や全校集会で話した訓話の内容を載せているので、そこを見てもらえれば確認できますが、
5月の全校集会で私は「板野高校には元気に挨拶をする、掃除もよくする、おもしろく元気に話しかけてくる、
素敵な生徒たちがたくさんいます。
常日頃から全員がいつでも試験や面接が受けられる姿で、健康的で元気な挨拶をしてくれれば、
何かが変わると信じています。」と言っています。
みなさんの日々の頑張りが、もっともっと周囲から認められるようになればいいなぁと
感じた出来事を紹介させてもらい11月の訓話にかえさせていただきます。