行事報告
令和5年度 租税教室(3年生)
1月29日(月)の第1校時に税理士の久次米先生を講師としてお招きし,納税の義務やその仕組みについて,学習しました。
税金に対する理解を深めるとともに,自身の将来設計について考えるきっかけとすることを目的として実施しています。
4月から就職する生徒や進学後にアルバイトをする生徒が多い中,実際の給料明細の例を提示していただき,どの項目が税金なのか,どのような仕組みで税金がかかるのかを分かりやすく説明してくださいました。
日本は「申告納税制度」を採用しており,自分で税金を計算して申告し納税する必要があることを説明していただきました。自分で申告することの大変さと責任については,「知らなかった」では通用しないことを教えていただき,生徒たちも真剣に講師先生の話に耳を傾け,自分事として捉える事ができました。
また,高校生1人に年間約120万円の公費負担があり,3年間で約360万円であることについては驚きでした。身近な税金である消費税はイメージができますが,私たちの学校生活に税金が関わっていること,いろんな人に支えてもらっていることを学ぶことができました。