徳島県立板野高等学校 
 
 
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2018/01/17

第2学期終業式

| by:校長
 2017年、今年の漢字は? → 「北」に決定。
 弾道ミサイルや核実験など朝鮮の脅威、アメリカトランプ大統領の朝鮮拉致被害者家族との面談。海道産ジャガイモの不作によるポテトチップスの一次生産中止、海道日本ハムの大谷選手の大リーグ移籍と清宮光太郎選手の入団、等の話題から今年の漢字は「北」になったということです。
 確かに今年は、トランプ大統領の過激な挑発とそれに反発した北朝鮮の異常なまでのミサイル発射は大変印象に残っています。今年は、これ以外にも、世界各地で続くテロ事件、そして大相撲の世界での暴力事件、政治の世界では加計学園、森友学園問題や希望の党の結成。明るい出来事として、大谷選手の大リーグ移籍意外に、将棋の藤井聡太4段の29連勝、秋篠宮眞子様のご婚約、東洋大学桐生祥秀選手による100m日本人初の9秒台、そんな話題もありました。

 さて、皆さんの1年はどんな一年だったでしょうか。
 「チャンスが巡ってこず失敗ばかりの1年だった。」と思っている人はいませんか? そんな人は特に良く聞いていて下さい。
 丸太小屋で生まれ9歳の時に母親と死別、小学校は中退、会社を設立するが22歳ですぐに破産。26歳の時に婚約するも19才のフィアンセが死亡。そして上院、下院議員選挙に8回挑戦し8回とも失敗。極めつけは不幸な結婚によって家庭生活は最低だった。
 これは、アメリカ史上最も偉大な大統領の一人と言われる人物で、奴隷解放を行った人物エブラハムリンカーンです。  
 アメリカの教科書では、偉大な大統領としてだけでなく。すざまじいまでの逆境を克服した人物として紹介されているそうです。
 リンカーンは自分の人生を振り返ってこう言っている。
 「確かに辛くひどい日々だった。何回も転んだし道を外したりもした。
でもそのたびに起き上がってこう自分に言い聞かせたんだ、転んだだけだ。」
 つまりリンカーンは人生の失敗をちょっとつまずいただけと考えていたのです。
 彼の”最後まで諦めない”気持ちを表した言葉として、こうも言っている。
 「私の最善の方法。それは自分のベストを尽くすことだ。それも最後の最後まで尽くしきることだ。そしてもし最終的に結果が良ければ、それまで自分が受けてきたいかなる批判も無意味なものとなるし、もし結果が悪ければ、たとえ10人の天使が私は正しかった、といったところでなんにもなりはしない。」
 彼の頭のなかにあるのは、「何事も、全て成功あるのみ」だったようです。だから、失敗を経験した人には「あなたが転んでしまったことに関心はない。そこからどのように立ち上がるかに関心があるのだ。」と言っています。
 失敗とは成功を手助けするところの一つの道具にすぎない、と言えるのではないでしょうか。

 事が順調にいっている環境よりも逆境にぶつかったお陰でチャンスが生まれ、飛躍のバネになることは歴史が証明しています。
 だから、思うように行かず愚痴や不満が口から出てしまった時、どうしたら良いか。
 愚痴を言った後で「だから有り難い」と付け加えてください。そうすれば、物事の違う面が必ず見えてきます。
 有り難いは「有り難い」「難」が有ることを元来感謝する言葉。
 新しい年、チャンスに変えるための一歩を踏み出してください。

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