徳島県立板野高等学校 
 
 
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2017/06/30

全校集会(7月)

| by:校長
   ある書道の先生が、書道を習いに来られている人たちにこういう言葉を言われた。「書は汝(じょ)なり」。汝は「なんじ」とも読み、お前とか貴方という意味がありますね。つまり書かれた文字にはあなた自身の人格や現在の心の持ち方が表れるという意味です。
 だからすばらしい文字を書く人は、心を落ち着けて集中するために正座して背筋を伸ばし気持ちを込めて筆を持っている。皆さんは授業中、背筋を伸ばして心を落ち着け、集中できているでしょうか?
 
 皆さんは義務教育を終えて、その後の選択肢として板野高校への進学を選びました。ひょっとしたら、誰か周りの人に進められたかも知れませんが、最後は自分が決断して進学しています。板野高校でしっかり勉強して人間的にも成長して欲しいと思います。
 皆さんは高校に、授業料を払って、あるいは修学支援金を頂いて高校に通っていますが、授業料だけでは学校を運営することはできません。そこで、足りない分は税金を使って学校を運営しています。なぜでしょう?それは、皆さんが県の将来、あるいは国の将来を担う宝だから税金をつぎ込んででも育てなければならないと考えているからなのです。極端な話、大学の医学部に進学した人を育てるのに1億円かかると言われています。私立大学では、数千万円くらい授業料をとっている大学がありますが、当然足りません。税金や大学病院の収益を充てて補填します。それは医師の養成は国にとっての大きなプロジェクト、医師は国の将来を支える宝だから税金や大学病院の収益を充てて養成するのです。だからある大学の学長さんが、学生に「貴方たちには学ぶ権利はありません、学ぶ義務があるのです。」と言ったと聞きました。皆さんを育てるのと考え方は同じです。私は、皆さんには学ぶ権利はないとは言いません。しかし、やはり学ぶ義務はあります。
 しっかり背筋を伸ばして、気持ちを込めて授業に臨んで欲しいと思います。

 皆さんは、高校を卒業する時には、選挙権も与えられるのですから進学しても就職しても立派な社会人です。勉強してまずは人間的に成長して欲しいと思います。まもなく期末テスト。夢の実現に向けてテスト勉強を始めなさい。

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