徳島県立板野高等学校 
 
 
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2017/04/21

第3学期終業式(3月)

| by:校長
 
 皆さんおはようございます。

 平成28年度が終了します。皆さんには折に触れ、ずいぶんいろいろな話をしてきました。どんな話を覚えていますか?

 皆さんの今の雰囲気から、あまり覚えていないかなということが少し想像できます。雰囲気から皆さんの思っていることを感じる。これって、いわゆる空気を読むっていうことですね。逆は空気読めない「KY」等と言ったりします。
 空気を読むことは相手の人が考えていることを理解する上で重要です。しかし、必ずしも良いこととは限らず、この言葉は要注意でもあります。空気を読むことで、その場にいる皆に合わさなければいけないという考えになり、合わさない人を排除しようとしていじめが起きることになる。そういう意味で、KYという言葉は気軽に使っても良い言葉ではありません。

 ところで、この「空気を読む」ということ自体は決して目新しいことではありません。
 江戸時代と明治の初期には、少なくとも指導者には空気に支配されることを「恥」とする気概があったと考える人もいます。つまり、その時代、「今の空気では仕方がない」と対応して済ますのではなく「本当に正しいことは何か」を考え、空気に流されないようにしなければいけないと考える人も多かったということです。
 だから、幕末には坂本龍馬、中岡慎太郎をはじめ幕末の志士と呼ばれる人達が空気に流されず時代を動かそうとすることが、輝いて見えたのでしょう。

 さて、この3月末は年度の終わり、高校生の間に流れる空気は「やれやれやっと今年度も終わる。後は春休み。楽しく過ごそ。」でしょ。ところが、少なくとも新3年生は、その空気に流されてはいけません。
 自分たちの進路希望をもう一段高いところに置き、夢の実現に向けてスタートを切って下さい。4月の始業式からスタートを切ることなんかみんなします。空気に流されずこの春休みからスタートを切った人が、納得のいく夢を掴むのです。3年生が夢の実現に向けて動き出せば、1・2年生も3年生の背中を見て後に続く。それが板野高校全体の活性化にも繋がっていく。
  充実した春休みにしていただきたいと思います。

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